Domaine Brégeon
熟成するムロン・ド・ブルゴーニュ
前所有者であるミッシェルは、高品質のムロン・ド・ブルゴーニュの先駆者である。日々ナント地方の地位向上に勤めておりました。ミッシェル何年にも渡り、ペイ・ナンテの7つのアペラシオンの中で最も高く評価されているミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌのテロワール傾注しました。
ミッシェルのワインは『本当のムロン・ド・ブルゴーニュは、世にあるフレッシュ&フルーティなワインでなく、葡萄のポテンシャルは高く熟成する品種である』を体現していました。

先駆者を受け継ぐ者『フレッド・ライエ』
現当主 フレッド・ライエは地元ゴルジュ出身でBTS viti-oenoの後、様々なドメーヌで経験をつみ、自分の信念を形にするべく2011年に8.5haあるドメーヌ・ミッシェル・ブレジョンを引き継ぎました。テロワールを引き立たせ、自分のアイディアが詰まったワインを造ることが彼の信念です。そのために、有機栽培への転換、収量制限、手摘収穫、天然酵母による発酵、そして時間をかけての熟成が必要不可欠でした。この土地とドメーヌは、彼の信念を全て注げる最適の場所でした。

ムロン・ド・ブルゴーニュの真髄
この土地では若くて新鮮なワインを生産することで一般的に知られていますが、前生産者のミシェルは型を破り、シュールリー状態で長期熟成。地元の伝統にならい、地下のガラス張りのキューブで熟成されます。出来上がったワインはフレッシュさと味わいの深みは、驚くほど複雑。現在は考えを受け継いだフレッドが更に進化させています。80%がセレクション・マサル。平均樹齢:65年、もっとも古いものだと樹齢100年以上。密植率7000株/ha 平均収量は30hl/ha未満。この土壌と多様な日照環境が整ったテロワールとブドウの特性により、他とは異なった果汁のミネラルと複雑さを抽出することができます。この豊かさが、ムロン・ド・ブルゴーニュの真髄を引き出しています。
ワインはテロワールを尊重し、『過去とつながる現在』『そして未来のため』に有機栽培に転換することをフレッドは決断しました。2018年にはドメーヌの一部の畑のみでしたが、2019年からは所有している畑全てで完全有機栽培しています。
カタログ 2022