1896年にジョセフ ティソにより設立されたメゾン ティソーはワインの販売を行ってきました。第二次世界大戦後より、クレマンの生産をスタートさせています。2000年代初めに、長らくパートナー関係にあり300年以上もの間、何世代にも渡って引き継がれてきたノウハウを持つ、ジュラの名門メール家と手を組み、クレマン ティソ・メールとして卓越したクレマンを造り出しています。ワイナリーのロゴは、ジュラ地方の2つの偉大なるファミリーの同盟、地域の伝統的な仕事や芸術のつながり、クレマン・ド・ジュラの複雑な醸造方法を表しています。

ブルゴーニュの畑が東に面しているのに対して、西に面しているのがジュラの畑です。一部は除きますが同じ標高同じ土壌で、そして何よりもシャルドネとピノ・ノワールといった偉大なる品種を使用していることが特徴です。ロゼには、土着品種も使用しています。
クレマンの醸造工程は複雑で真のノウハウが必要です。ジュラ地方でのスパークリングワインの生産は、18世紀後半にまでさかのぼります。1995年のAOCに認定された後、クレマン・ド・ジュラは栽培や収穫・醸造において厳しい規定を満たしています。